FINE WINE WAY コラム詳細
2022年2月7日
好きなワインの見つけ方
最近ふとしたきっかけで今更ながらNetflixに加入しました。すごいですね!話題の映画やドラマが見放題で。『ストレンジャー・シングス』面白すぎて一気見してしまいました…
サブスクリプションコンテンツの特徴として映画なら1つの作品を見終わると、今まで見た履歴に沿った関連作品のおすすめが紹介されるじゃないですか、あれって膨大な数がある作品群から受動的に自分の好みを見つけて確立していくには打ってつけのシステムですよね。
そしてこの方法って同じく数が無数に存在するワインを選ぶ中でも応用できるんじゃないかと『ストレンジャー・シングス』視聴後のおすすめで紹介された『ノット・オッケー』を見ながらふと思った次第です。
(上記の2作品はどっちも面白いのでおすすめです!)
好みのワインの見つけ方
まず第一にワインは嗜好品。人それぞれで1つのワイン対しても味わいの感想が変わって当たり前で自分が美味しいと思ったワインを飲みたいはずです。なので自分のなかで「このワインの味が好みだ!」という基準をぼんやりでもいいので、持っていることがとても大事です。
「恋愛映画よりゴリゴリのアクション映画の方が好きだな」とか、「〇〇アニメーションの作品は好きだな」ぐらいのジャンル分けるような感じです。
出会ったときにそのワインのこの部分をチェックすれば次にワインを選ぶときに数あるワインの中から好みのワインに自然と出会いやすくなると思います!
1.生産者
ワイン名ではなく、あくまで「生産者」!ワインは自然の恵みであるブドウが原料。
当たり前ですがブドウからワインにするのは人になります。その過程で図らずとも造り手の「クセ」がワインに現れてきます。そして上記で書いた「このワインの味が好みだ!」という部分は、この生産者の『クセ』にリンクしている部分が多々あります。 なので「このワイン好みかも?」と感じたらワインボトルの生産者を覚えておく(写真を撮る)ことがおススメです!
2.インポーター
どこに生産者名が書いてあるかわからない。なんて読むかわからな い。そもそもボトルエチケットが絵だけで生産者が書かれていない。そういったワインで好みのワインに出会った際に抑えておくところはインポーターです!
簡単にインポーターとは現地でワインを買い付けて日本に輸入する生産者と飲み手を繋いているワインのエキスパートたちです。
日本国内でも数十社インポーターは存在し、各インポーターは自ら良いと思ったワインを輸入しているので取り扱うワインにはインポーターの信念や方向性が色濃く反映していて国や品種にカテゴライズされない「らしさ」が現れています。
一緒くたには出来ませんが、「美味しいと思ったワインを輸入しているインポーターの他のワイン」というのは、自らの好みへの親和性も近いですし、闇雲に気分でワインを決めるより期待ができると思います。
今回は思い切って国や品種、料理と合わせる場合などの部分はすっ飛ばしてみました。
缶ビールや酎ハイに比べてワインは金額的には高いですが、決してハードルが高い物ではないと思います。皆様がより良いワインに出会えることを願っております。
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