ロッカデッレマチエ キャンティ・クラシコ・グランセレツィオーネ・テヌータ・フィッツァ-ノ2019
「食事に寄り添う自然な味わいのワイン」は自分の手で造るしかない。
シエナに近いカステッリーナ・イン・キヤンティに
1973年に設立された「ロッカ・デッレ・マチエ」は、
何代にもわたる歴史を持つ由緒ある生産者たちが軒を連ねるこの地にあって、
わずか40年足らずでキャンティ・クラシコのトップ・クラスの生産者の一つに昇りつめた、
まさにサクセス・ストーリーを地で行く若きワイナリーです。
イタリア映画界の名プロデューサーとして名を馳せたイタロ・ツィンガレリ氏は
無類のワイン好きでもありました。
彼は友人や家族たちを集めて自宅やレストランでワインと料理を味わうのを楽しみとしていましたが、
ことワインについては中々彼が満足できるワインに出会う事が出来ないのを不満に思っていました。
いつしか彼は、自分の理想とする「食事に寄り添う自然な味わいのワイン」は
自分の手で造るしかないと考える様になりました。
そしてついに、
カステッリーナ・イン・キャンティ地区の一角にある地所「レ・マチエ(Le Macie)」の
85ヘクタールの土地を購入し、
「ロッカ・デッレ・マチエ」を立ち上げました。
ぶどう畑は当初2ヘクタールのみでしたが、彼はぶどう畑を拡張し、
ワイン造りに適したぶどうが収穫できる様になるまで
スタッフと共に辛抱強く畑での作業を続けました。
現オーナーのセルジオ・ツィンガレリ氏は、
1985年よりワイナリーの経営に加わり、
1989年に父イタロ氏から完全に経営を引き継ぎました。
彼は父同様に常にワインの品質向上に腐心して
「ロッカ・デッレ・マチエ」の名声を確固たるものとし、
2009年にはキャンティ・クラシコ協会の副会長、そして2012年からは会長に就任し、
2018年までその職務を全うしました。
キャンティ・クラシコの最上級カテゴリー「グラン・セレツィオーネ」の新設に取り組むなど、
自らのワインだけでなくキャンティ・クラシコ全体の品質向上に尽力しています。
このワインのぶどうは自社畑の中でも特に高級ワイン用のぶどう栽培に適した、
石灰や砂、小石土壌の「フィッツァーノ」の畑で丹念に育てられたものを用いています。
深いルビーレッド、野生のベリーとスパイスの強い香りが広がります。
口当たりはやわらかく、豊かな果実味、熟した赤い果実のフレーバーが余韻まで長く残ります。
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