ユーグ・ゴドメ　レゼルヴ・ブリュット・プルミエ・クリュ

気温が低く、湿気も多いシャンパーニュでは
自然なつくり、ビオディナミ栽培は不可能と言われてきました。
そのシャンパーニュで40年以上
自然栽培のスペシャリストとして働いてきたのがユーグゴドメです。

モンターニュ・ド・ランスのヴェルズネイ村で
シャンパーニュ造りをするユーグ・ゴドメ。
畑では葡萄の生育する環境を整えるだけで、それ以上の介入は行いません。
醸造では収穫した葡萄を自然に発酵させ、
最終的なバランスを取るのが彼等の役割だといいます。
それ以上の介入をすれば、その土地の葡萄の表現でなくなってしまうと彼らは考えます。

「シャンパーニュには350年の歴史がある。今もその途中だ。
自然と調和したワインを造るべき。私達はテロワールの将来に責任があるのだから」と
ユーグゴドメは語ります。

スタンダード・キュヴェである"ブリュット・レゼルヴ"では、
プルミエクリュで収穫された主要3品種（シャルドネ、ピノムニエ、ピノノワール）を巧みにブレンドし、
使用するベースワインの50％は3年間熟成させています。
その香りは、香ばしいトーストの香りがしっかり感じられます。

まずオレンジやさくらんぼの香りに、グラスをまわすとチーズケーキやビスケットを思わせる香り。
きりっとドライな飲み口を実現しながらも、
ボリュームのある果実味がしなやかに広がり、
爽やかな酸、ほのかにスモーキーなニュアンスを含んだ豊かな味わいに仕上げられています。