エレ－ナジュゼッペ　バロ－ロ・クリュ・アスケリ2019

１９６６年よりフランシス、ジュゼッペ、マッテオと3世代続くワイナリーです。
マッテオは祖父と父、そして自らの夢を実現すべく大学を卒業すると
同じラ・モッラにあるモダン・バローロの名門、エリオ・アルターレの門をたたきます。

エリオの下でワイン造りを学んだマッテオは、
さらにバルベーラの名手、ロッケッタ・ターナロのブライダ（ジャコモ･ボローニャ）
でも修業を重ねました。

２００９年にマッテオが戻り、彼らは自分たちの葡萄で、初めて自らの手でワインを仕込みました。

深いレンガ色、強いレッドチェリーの香りの背後に若草やバラ、
熟した果実やミントのニュアンスも感じられます。
柔らかな口当たりに続いて力強いタンニンと豊潤な果実の風味が広がるフルボディの味わい。
酸味とタンニンのバランスが取れた余韻が長く続きます。
br> ワイン造りという夢をかなえた今、
彼らの願いは、彼らのワインを通じて、ランゲの伝統を人々に伝える事です。

朴訥とした印象のマッテオは、自分のワイナリーとワインの事となると非常に饒舌になります。
訪れる人々に畑を案内し、またワインをテイスティングさせながら、彼は自らの想いを熱く語ります。